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なかよし

あの日のわたし

ある日の朝日新聞の記事である。
読む「東日本大震災99人の声 あの日のわたし」

人々は何を見て、どう考え、いかに行動したのか、99人の記録をまとめた。
怒り、悲しみ、諦め・・・様々な感情が記されている文章からは、
前へ前へと歩もうとする人間の強さを感じる。

こんな書評に読みたいと。・・・予約をしておいた本が届いた。
お正月3日間をかけて読み終えた・・・改めて凄さ、悲惨さを感じた。
あの日のわたし_c0223172_6524973.jpg


私は何をしてたのかしら?
そう思うと無性に書きたくなった「あの日のわたし」を。

友達Fさんと明治座に「川中美幸ショウ」を観ていたその時「ぐらぐらっ」ときた。
直ぐに席を立つ人のいる中、私達は落ち着いていた(?)。
劇場の誘導に従って外へ。
余震に揺らぐ電柱、建物・・・落ち着いてから再度劇場の中へ。

座席、廊下に座る人、横になる人、大混乱していたがテレビはある、情報は張り出されるで一安心。
なかなかつながらなかった携帯も繋がり娘の安全を確認す。
頻繁になる携帯の地震警報におびえながらも、おにぎりが配られてお腹が満たされた。
23時には幕の内弁当が夕食として出され食堂にて食べる。
翌朝には朝食迄も・・・幸いだった、私達は。

川中美幸さんが「ショウを再開しましょうか?」と気遣ってくれたと聞く。
劇場では既に駅へ帰ってしまった人達を「電車が止まっているから」と
わざわざ呼び戻しに行ったと。
騒然とした中で聞く思いやりのある話に感動したのである。

電車が翌朝に開通、それではと劇場をあとにしたのであるが、武蔵野線が動いていず「どうしたものか」と思案、すると隣にいた人が「車で娘さんが迎えに来るから御一緒にどうぞ「と乗せてくれた・・・こうしてお昼には帰宅できた。
が、しかし・・・一緒に行ったFさん、蕨だった為に帰宅は夕方になったそうだ。

色々な方の話を聞くと、私は恵まれていた・・・思い出すたびに感ずる。
これから起こりうるだろう大震災に心しなければならない。
未だ未だ沢山の人達が苦しみ悲しんでいるであろう事に思いをはせ、
一日も早い復興を願わずにはいられない。
by watasuge-2 | 2012-01-09 23:24 |

写真 旅 好奇心 思い出

by watasuge-2
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